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【庭師が教える】お庭の雑草対策はDIYで簡単に変わる

2020.8.18  お役立ち情報
admin

窓からの眺めは、家にいる人を見守る一枚の絵画のようなものです。

新しく家を購入して、一年も二年もたつけど様々な理由で何もできていない人が多いと思うので、DIYで簡単に殺風景な庭や雑草だらけの庭を変える方法をお伝えしたいと思います。

何にも出来ていない理由の多くはこんな事

  • 今は忙しくてなかなかお庭の事まで考えられない
  • 家にお金を使い過ぎてしまい、まだお庭に手を出せない
  • 購入時のシンプル過ぎる庭のため、好きになれないのでほったらかし庭の雑草
  • 相談する人がいない、またはよく理解していないホームセンターの店員さん

簡単にお庭を変えたい、という気持ちもあるでしょう。

でも将来を見据えた庭でなければ、また同じような荒れた庭になってしまいます。

窓の景色が移り変わる絵画のようになると嬉しいですね。この記事が癒しが欲しい人の最初の一歩になれば、とても嬉しいです。

実は、DIYは間違えると浪費の元になる

あなたが今はまだ忙しくて庭に手を出せないとか、家でお金を使い過ぎて庭にまでまわらないなら、DIYはとても良い方法です。

ただし、安価な素材や計画の無いその場しのぎはとても危険です。

その理由は、ホームセンターの店員さんにプロと呼べる人はいないから、というシンプルな理由です。

忙しくても土日で1か月作業すれば出来る簡単な方法

庭の雑草が気になるのならきれいにカットすればスッキリします。

これが毎年になるととても面倒で嫌な気持ちになるし、カットした草を市や区の指定のビニール袋に入れて、指定の曜日まで庭や物置に保管しておいて、何袋も近所のごみ置き場にもっていかなくてはなりません。

時間の無い方や忙しい方は業者に頼んで草刈りをやってもらったりと、またそんな依頼もあったりします。

でもこれも毎年となると無駄なお金だと思いませんか?かといって、放っておくとひと夏でジャングルになってしまいます。

これらの対策として一般的な方法は、防草シートを引いて砂利を引く方法。

かなり抑えられし、時間やお金にも長い目で見ればとても自分やサイフにやさしいことでしょう。

ほかにもやり方はありますが、DIYで出来る簡単雑草対策を書いていきます。

DIYでする簡単雑草対策の手順とポイント

1)雑草は根から取る

まずは、雑草取りです根から必ず取って下さい。

草を鎌や機械で刈るのではなく、ゆっくり引き抜くことがポイント。面倒でも最初で最後のだと思い丁寧に抜いてください。

これをやっておけばシートを引いた隙間から草が出にくくなります。

シートを引く庭がボコボコになっていたら、軽く整地をしてあげて下さい、あとはシートを引いてピンなどで止めて砂利引くだけです。

2)防草シートは良いものを選ぼう

雑草は光を遮断すればそう簡単に生えてきませんので、シートは良いものを選ばれたほうがいいです。

ビニールの安価なものは半年でダメになりますので、気を付けて下さい。

これだけやってもシートの上にチリやホコリが蓄積されて、そこに雑草のタネが飛んできやすい場所は、やっぱり雑草が生えてきてしまいます。

上から草の根がシートをすき破るのです。 

近くに空き地があって草が茂りカマキリの住み家になっているようなところは、この方法ではおすすめできません。

3)場所によって真砂土が有効

このようなところでは固まる砂・真砂土が有効です。

この方法も草を根からとってあげて、丁寧に整地をしてあげて、真砂土を引きならして下さい。

防草シートと違うところは丁寧に整地をする事です。

真砂土は一見硬くて丈夫そうだけど、ひびや割れることがあります。

それとデコボコな場合水が抜けるときに窪地に集中するので、苔が生えやすいので、注意してください。

なのでなるべく均等の厚さで施工することです、そして真砂土を引く時に密度を高めるために上からたたいてやるとよいでしょう。

雑草対策は条件と環境で施工が違う

雑草対策をDIYでやるならまずは条件と環境を確認して、考える事が大切です。

ということ簡単に分けて見たいと思います。

「日陰で風通しの悪いところ、たとえば家の脇の細い隣家との間では」

・防草シート砂利引き
・真砂土

「風通しの良い日の当たる場所」

・真砂土

このほかにもいろいろな方法や施工の組み合わせで、庭は変わって行きます。

殺風景な庭をDIYで簡単に変える方法

この方法は庭の最終的な目的をつけることです。

庭で何をしたいかです、様々なシーンの中にあてはめて家族会議などして考えて下さい。

あれこれアイデアを出して行く作業もとてもたのしいはずです、のちにこれがとても大事になってきます。

今の悩みやこうしたいと思う気持ちが大事です、庭で何がしたいかでもよいと思います。

「子供が小さいうちは庭を広く使いたい」とか、「孫が来るとき思いっきり遊ばせたい」とかです。

広いヤードのまま使いたいなら芝や人工芝を引いてやるだけで緑が気持ちよい庭になるでしょう、芝と人工芝の施工も簡単ですから紹介しましょう。

事例:角地のオープンな庭-シンプルに余白を残してスペースを取り、芝生と乱張りで庭を割りました。真ん中のサークルに高木を植え広さを誇張しました。

芝や人工芝を貼るときのポイントは勾配作り

芝と人工芝の施工は似ています。

施工後の管理が違うだけかもしれません。

庭の整地と勾配をつけることがポイントになります。

家から外に向かい勾配をつけて下さい、大体1~2%つければ良いでしょう。

水たまりを避けるためです。

あまりナーバスになる必要はないです。どちらも水はけは良いからです。

お庭が広い場合は、庭の中央を山にした感じで勾配を取るとよいでしょう。

整地は勾配を取りながら滑らかに床を作る感じで丁寧に行ってください。

あとは簡単。

芝は貼って目土をかけて、人工芝の場合は防草シートを引いてから人工芝を張り付ければよいです。

DIYで簡単!花壇は庭のコンセプトが大事

そのほかにも、行く行は自分好みの週末を過ごす庭が欲しいと、思っているが、今はまだできないけど、このままではあまりにも寂しいと感じているひとのために、簡単シンプルDIYで花壇やシンボルツリーを植えるだけで、劇的に変わる庭の雰囲気を教えます。

ここで大事なのは二の足を踏むなです。

庭のデザインで一番大事なのは位置と意味です。

将来的なビジョンがあるとないのでは、その先大分違います。

簡単に作った花壇が将来いらなくなったとか、そこが管理できず草ボウボウになって悩みのタネになってしまうことが多々あります。

お金の節約のDIYが実はとてももったいない浪費になっている多さをいっぱい聞きました。だから家族で会議をしてコンセフトを決めて下さい。大まかでOK。

共通のコンセフトがあればどんどんアイデアが出てきて、楽しくなるはずです。

少し専門的な話だが、ぼくが大事だと思うこと

庭全体から見ないとどこにおいても邪魔になる庭木と花壇では、どこにもうければ最適なのかは、庭全体から7対5対3から計算で出してみましょう。

面積÷15×(7,5,3)で景観的にはよく見えるはずです。

日本人の美意識の中に埋め込まれているとされています。

富士山のその姿や入り組んだ入江の景観や段々畑など美しいとされているアングルは753が使われています。

生け花もそれの一つです。

なのでこの計算を覚えておけばわびも寂もあなたの手の中にあるといっても過言ではないです。

ほかにも美の法則はありますが、日本の美しさは世界で認められていて、日本人なら知っていて損はないと思います。

この理由があるとグット景色が変わりますよ。

さいごに

この記事はまだ家を購入して忙しくて庭まで考えられない人のために書きました、そして私ができるお手伝いです。

DIYは楽しいはずです。ただそれが将来悩みのタネになる事が多いので、紹介させていただきました。

本当の節約は安価なもので抑えるのではなく、確かな方法とそこにある、位置と理由なのです。

失敗している人の多くはホームセンターで聞いたとか、安価な素材です。

別に悪口を言って何かを変えたいわけでは、ないですけど街並みにモデルとなる庭が少なくなってきたから悲しいですよね。

庭だけを見つめてきてそしていろんな庭をつくってきて、様々な人と家族が暮らす家と庭です、大切にそして次の世代に残していきたいものです。

ものづくりはとてもたのしいモノですので、もし誰にも相談できないのなら、ご連絡下さい、将来的なデザインやしっかりした素材をご提案することも出来ます。

あなたが見つめる先のお庭を提供するのがモットーです、思いが人を動かすように、頑張る人を応援していきたいと思っています。