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懐かしい大人たち

2020.10.6  ブログ
admin

今日は、サークルの石張りをアールに合わせて切断して、貼りました。

午前中は、次の現場のお施主様と、打ち合わせして、今の現場のお施主様にあいさつして、駐車場を使わせてもらうようになったのなりました。

これで、解体の時に気兼ねなく出来ます、お隣同士なので、承諾の説明が、スムーズに進み、うれしい限りです。

午後からの、作業だったので夜の9時まで、残業になり、音をなるべく立てないように、切断した、石を貼りながら、思ったのですが、夜のに庭も、またいいもんですね、

日中とは違い、静かで周りの家から、明かりがもれてきて、幻想的です。

僕の家は、根っからの商人の家でした、僕が生まれたころは、街の電気屋さんでしたが、中学生のころは、割烹料理のお店でした。

家に帰ると、いつも誰かがいて、両親が居なくても、店の従業員や、近所のおじさんや、父親の友達たちが、いてくれたので、寂しい思いをしたことが、なかったです。

毎日何か、議論していて、家に帰ると、食卓に座るの所がない場合がありましたが、そんな時には、誰かの膝にちょこんと座り、笑顔で見上げれば、輪の中に入れました。

子供ながらに、その議論に参加して、バカにされたり、褒められたり、と話題が尽きない、そんな家庭でしたので、今日は何を議論するのか、ワクワクしていたのを覚えている位、寂しい思いをしたことが、なかったです。

議論と言ってもたわいもない事で、テレビの中の話や、話題となった当時のくだらない噂話です、たまに真剣に話していましたが、大体が笑い飛ばせそうな話です。

大人たちの姿を見て、早く大人になりたいと、眠たい目を必死でこらえて、聞いていました。

僕も2児の親になりましたが、はたして家の子らは、早く大人になりたいのか、疑問に想い、聞いて見ると、そんな事はないみたいです、核家族化が進み、家は寂しいものです。

友達はいつの間にか、忙しくなり、僕もそうですが、フャミリーで遊びにいく、知り合いの家が少なくなり、家で大人が遊ぶことが減ったような気がします。

日々の忙しさに、圧倒されて大人になって行くのが、現代の実情なのかもしれませんね、もっと楽しいものに目を向けて、大人が楽しく遊んでいる、社会にして行きたいです。

本当の幸せは、そんなところにあるような気がします、お金持ちになって、高級車を乗り回して、ブランド品に身を包み、家のリビングで一人で飲む酒は、たぶんそんなにうまくないと思います。

周りに、愉快な仲間がいて、いつも絶えない会話が、今はとても懐かしく思える事が、とても心が痛いです。

そのような、人が集まる家を、建て、お庭でBBQしたり、子供と一緒に水遊びしたり、怒ったり、泣いたり、大笑いして、生きて行くことが、今の目標で、親孝行なのかもしれませんね。

いつもブログを読んで頂きありがとうございます。