今日も定期管理の現場です。
師走の気持ちがいい空気を、いっぱいに吸い込みながら、作業していますが、一年に一回の剪定工事ですが、ここのお施主様とは、10年ぐらいのお付き合いです、ドイツ人で音楽家のご主人様は、2年前に亡くなり、今は奥様が一人で暮らしています。
緑が大好きなご主人様でした、ローズマリーの生い茂った、家の前の植込みを、キレイにして、新しくアベリアを植えようと、提案したのですが、このオーバーハングした様子が良いと、笑いながら言っていたのを、いまでも思い出します。
今はまだ失った生活を取り戻すのに、時間がいると思います、お庭に出る事が少なくなってしまったのか、少しお庭が荒れているようです。
ツルがフェンスの柱をつたって、雨どいまで上がっています、人が息吹がないお庭のようです。
いつもは、一日で作業が終わるのですが、細かい処まで、作業して行きたいので、明日の午後から、また作業して行きます。
同じ時間が流れていますが、同じ一年でも経過が違うときがありますね、一年の流れが、人の気で変わって行くのでしょう、そして庭木も生き物なので、かまって欲しくて、目立とうとして、変な形の枝が伸びているようです、不思議ですね。
そんな、拗ねた庭木を、触って上げて、元気を与えて行くのに、少し時間を掛けます。(笑)
いつもブログを読んで頂きありがとうございます。