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石には、表情がある

2021.2.4  ブログ
iida

今日は、乱貼りを貼って行きました。

乱形の石を貼っていくのですが、前にも書きましたが、禁止事項があるので、またしつこく書いていきます。

芋目地と四ツ目の目地は、見た目と脆さがあるので、良くないとされてます。

芋目地は目地が通っている所なんですが、何に対して通っているかは、微妙なところですが、脆さから考えると、分かりやすいかもしれません。

芋のツルみたいな通ってしまった目地ですが、実際は途切れている目地はないので、分かりにくいですが、人が踏んでいく事を考えると、通ってしまった目地の周辺は、力が掛かると、石がへこみになりやすいから、昔から言われているもです。

四ツ目の目地も、脆さから考えると、とても分かりやすいです。

たぶん、江戸時代のころから、その様な事が言われて生きていると思いますが、西洋の石を並べた、道などは、比較的に四つの目地が見られるので、これは日本人の考えだと思います。

また、何万もする昔のお庭の写真集に、(修行時代に会社にあった本です)わざと四ツ目地の乱貼りが、有りました。

それは、なかなかいキレイにまとまっていて、反逆的にかっこよいと、会社の先輩にあてがうように、言ったの覚えています。(笑)

このように、乱貼り一つで、話がいっぱいあるのが、お庭の世界です。

いろんな人が、快適に暮らす事と、景観を楽しみ、集中する事で、新しい発見があるのが、お庭です。

石の床材の醍醐味は、質感と表情があるという事です。
石の質感は、表情がある

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