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タイルの下地作り

2021.3.4  ブログ
iida

今日は床材の下地を確認して、立水栓の装飾をしました。

タイルの床材を貼る、段取りをしながら、立水栓の仕上げのジョリーパットの下地を塗りました。

表には出ない、作業ですが、とても大事な工程です。

勾配の確認や、全体の高さが決まるので、建造物も見え方が変わってくるので、注意が必要ですが、意外と気にしないで進めていく方も多いです。

床の高さが決まるので、全体の雰囲気が決まってくるのです。

勾配だけ気にかけてると、見える部分が床材を貼った時に、うまくいかないことがあります。

計算や、視覚で確認していても、10㎝上がるだけで、見え方が違ってくるものなので、気を付けて行かないと、かっこ悪くなります。

この事にわかっていない、業者さんが結構います。

なぜか、上手く行ってないお庭は、この床が上がる時に、視覚が変わって、見え方がスッキリしまくなってしまうにので、気を付けないといけません。

日本の庭園は、チリを出せと言われるくらい、しっかりと視覚効果を考えていて、リーンと音が鳴るくらいに、整然と座りの良い感じになっています。

浮ついた心がお庭に、出てくるので、作り手はいつも怖い師匠の顔を思い浮かべ、ドキドキしながら、作業しています。(笑)

なれてくれば、ポイントがわかってくるので、そこまで大変ではないけど、大事なのは、お庭の仕上がりを、頭に入れて置く事です。

例えば、窓からどう見えるか、どこを歩いて、どこで立ち止まって、何をするかを考えていく事です。

家の中心が家族なら、お庭の中心は自然で、その自然をさりげなく取り入れ、家族やあなたを写す窓の先の鏡であれば、それがいいお庭の条件でしょう。

いつもブログを読んで頂きありがとうございます。