今日は、門袖の解体をしました。
昨日剥がした、石材の下の付帯は、RCのコンクリートを打設したモノなので、解体に時間が掛かると、思っていましたが、考えていたより、大変ではなかったので、びっくりしています。
コンクリートを付帯を解体するのは、専門家もいるような、大変な作業になるのですが、ここのコンクリートが、ボロボロとハツリ機で崩れるので、ラッキーと思いますが、これは良くない施工の感じがします。
コンクリートは、セメントと砂と骨材(砂利)を水で練り合わせて、できるモノです。
セメント系の組積材料としては、最強と言っていいほどの、強度が特徴の製品になりので、こんなに簡単に解体できるものでは、無いので、作業は手間を取らないで、良いのだけれど、何かイヤな気持ちになってしまいました。
考えられる、原因は、劣化だと思うのですが、今までの経験上で、こんなにやらかいコンクリートを見たことがないくらい、劣化と一言では、表現できません。
もともと、コンクリートの耐用年数は、10年や20年なんてことはなく、近年では100年コンクリートなんて言われることもあります。
たまたま、ここだけ、何らかの原因で劣化が進んで、このようなコンクリートになったのなら、問題は何のですが、施工や手順に原因があったとすると、この地域の門袖がヤバイことになってしまうのです。
それだけは、無いと信じて、話は戻るのですが、ここ最近は、ホームセンターで安いセメントが売っています。
同じセメントの袋なのに、値段が違うのです。
もちろん、量も一緒なので、職人は決まって安い方を買います。
もしかしたら、と思い、調べたのですが、ブランド品か、そうでないかの違いみたいなので、イイダの見解では問題ないと、考えましたが、今後は、気持ち悪いので、ブランドの製品を使いたいと思わせてくれた、RCの門袖でした。
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