今日は、乱貼りを貼りました。
乱貼りは、四ツ目字や芋い目地などの、禁止事項があるのは、以前に書いたので、今回は割愛して行きますが、意外と知られていないのが、その大きさと、形による、バランスです。
乱貼りを、自然の形で表現すると、その形態は石積みに、似ています。
大きな石と中ぐらいの石と小さな石、または、三角の石や四角い石や長方形や5角形の石など、の様々な形や大きさがある中で、目地を通さずに、貼って行くのです。
目地を通さずに、貼って行くには、理由があって、より自然に見えるように、さらには、強度を増すためにです。
地面に貼って行くだけの、乱貼りであっても、目地を通さない事により、しっかりとした、踏み込みに強い、乱貼りになります。
石積みなどは、顕著に示されているように、大きな地震にも耐える強度がある事が分かっています。
それらの、簡単な理由は、目地を通さずに、積んで行き、比重が分散されて、その比重さえも、強度に変えて、支えが支え合う度に強くなるのが、石積みであるのです。
乱貼りは、この目地を通さない方法で貼って行くので、上からの圧に強くなります。
また、景観で、バランスが大事になり、流れを気にしながら、貼っていかないと、面白みのないモノになります。
全ての石を、把握しながら、バランスと法則に、気を使って仕上げて行くので、少し時間が掛かってしまいますが、貼りだすと、やめられない止まらないになってしまいます。(笑)
明日も貼って行きますので、よろしくお願い致します。
いつもブログを読んで頂きありがとうございます。