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おじいちゃんの木

2020.8.10  ブログ
admin

今日は新規のお客様の庭木の剪定です。

先月に亡くなられた、おじいちゃんが大事にしていた庭木をキレイに整えて下さい、との依頼でした。

老夫婦と息子さんが営む畳屋さんです。

今は息子さんがひとりでキリモミしている、商店で49日が終わり、遺品の整理と庭木の整理です。

庭木が大好きで、お客さんによく小さい木を分けては、大事に育てていました。

とても込み合っていますが、どれも思入れがある木です。

亡くなられたので、思い切って処分するとおっしゅられてたのですが、皆さんにも想いがあるので、極力剪定にしました。

庭木はただ黙ってそこに立っているだけですが、ペットと同じ生き物です。

小さな木々たちは競って日にあたろうと、成長します。

そして大きくなった、木々は誇らしげに葉を広げ、花や実つける、もちろん個性があり同じ種類の木でも病気がちだったり、威張っている奴もいれば、おとなしい奴もいます。

だから愛情が沸き、そして癒してくれるのです。

暑い日差しから家をまもり、家族の心にも想い出として生き続けるのです。

庭木はただ黙っていても、確実に人の心を癒して守ってくれるものです。

いつもブログを読んで頂きありがとうございます。