今日は、花壇のレンガ立ち上げとサークルのピンコロを並べました。
花壇は、鉢物が好きなお施主様なので、裏のレンガを少し高くして、背景になるようにしました、これもお施主様のアイデアです、とても勉強になります。
僕らは、既成の概念があるため、こうでなければいけないと、教えられた事が、結構あります、修行していた時に、基本となるモノを学びますが、理由なんてわからないまま、仕事に追われ進んで行きます。
きっといいとされているから、疑問にも感じないまま、進んで行くのでしょう、おおかたの職人が、そうだと思います、ただ正解のない世界だという事に、気が付くまでは、それでいいと思います。
独立してから、何が大事なのかは、時が経つにつれ、感じてきます、頭の固い人にはわからない世界ですが、誰にも依存しないで生きて行くためには、自分を肯定していくしかないのです。
全く誰にも頼らないで、生きて行くことは出来ないですが、下請けをしていたころは、全体の想いがわからないまま、与えられた、作業をして、いかに早く終わらすかが、利益につながるわけです。
スピードはなぜ必要か、の本質を知らないまま、追われていき、目先のニンジンを追っていただけです、本当は良い庭を、生きてるうちに何件出来るかですよね。
お施主様との、会話もないまま、当たり前の庭は、将来的にこの業界を腐らせていきます、生きていけなくなるのです、とても怖い事だと思います。
かといってすべてお施主様の言う通りに、お庭を作ると、見えてない先が牙を剥きます、だから僕たちがいて、双方の想いが重なったところを、見つけて良いお庭が出来ます。
既成の概念を、楽しく可能な限り打ち破り、柔軟に大きく包むような気持で、いつもいる必要があると、感じました。
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