今日も元気にお庭作りをしてきました。
乱貼りの勾配を糸で出して、確認作業と、お庭の排水口が、3ヵ所なので、お庭を3分割に分けて、勾配を取ったので、糸を貼る場所をこまめに変えて、貼っていくので、手間が増える分、時間が掛かっています。
この庭の難所は勾配です、前のお庭は、真砂土舗装だったので、水たまりが出来なければ、いいだけですけど、今回は床材を石にしたので、水たまりを作らないだけでなく、しっかり排水できるようにしなければいけません。
しっかり勾配を取って、誘導していく事が、肝心要です。
アプローチなども、石やタイルなどの、材料を使用すれば、必ず考える、問題が勾配です。
より自然な勾配と、しっかり水を誘導するために、頭の中を水の流れを意識して、施工していきます。
特に花壇などの角ばった場所は、水が溜まりやすいので、気を付けて行かなければならないのです、よく見るのが、玄関前の門柱回るなどに、水が溜まっていることがあります。
そこまで考えて行くのが、職人の仕事です、良いデザインでも、かっこよく素敵な感じでも、水たまりを作れば、やり直しです。
だから僕は自然に水を吸い込む、砂利や芝や人工芝を、排水の場所として使うことがあります、それを空間デザインとして、なじませて施工するのが、この仕事の醍醐味でもあります。
誘導する事が、お庭作りの、一番の勘所です、そしてデザインは、机上の図だという事を忘れない事です。
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