今日も定期管理の現場です。
このお宅は、年一回の管理ですが、刈込がほとんどで、マキの仕立て、チャボヒバの玉づくり、キャラの仕立て、などの、刈込の現場です。
僕が小さいころからの、顔見知りで、同じ地域のお祭りの会で、一緒でした、子供のころは、怖くて話掛けられなかった、おじさんでしたが、僕が青年になり、お祭りの準備に、顔をだすようになったら、ロープの縛り方や、神輿の縛り方など、教えてくれる、気さくな良い人だと気付きました。
地域の独特な、訛りで、つっけんどうに、言われるのですが、またその訛り言葉さえも、何となく面白く、人を笑顔にする人でした。
その地域で、僕がお祭りの会長になったころに、亡くなってしまいました、そんな、お宅なので、天国のおじさんに怒られないように、バッチリ刈り込みます。
この現場に来ると、昔の床屋を思い出します、刈り上げた頭を恥ずかしそうに、なでながら、ペロペロキャンディーを口に入れ、自転車で勢いよくペダルに力を込めて、家路に急ぐ、少年時代です。
襟足には白い粉を付けられ、それらを微笑ましく見つめる、店主の顔が、その時代の活発な世の中を、象徴しているかのようですね。
本来なら、今年がお祭りの年なのですが、こんな事になるなんて、天国のおじさんも、分からなかったと思います、来年は出来るかなと、たずねたら、多分当たり前だと怒られると、思います。
おじさん庭木、刈込みましたよ...
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