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松の剪定

2020.12.23  ブログ
admin

今日も管理のお宅で作業させて頂いてます。

クロマツの剪定です、もう15年ぐらい前からのお付き合いです、この松の木を触るようになって、枝を減らしたり、玉散らしのエッジを変えたりと、いろいろ勉強させてもらったクロマツです。

最近では、枝を増やす切り方を、試みています、段々に枝を残して、一枝3芽を元と先に置いとく感じで、切っています。

一番最初に見たときは、少しダレてて、勢いがなかったのですが、切ったり吹かしたり、しているうちに、元気になったと思います。

再起するのには、いろいろ方法がありますが、肥料を与えるとか、幹巻きをするとか、根の周りにバークチップを置くとか、は、庭木に与えるもので、庭木自体の生命力に働きかけるモノではないので、それらが、無くなると、また勢いを無くします。

では、庭木自体の生命力に働きかける方法は、根を葉張りのあるところで、切る方法、枝を減らして、再生させる方法、幹に傷をつけたり、皮を剥いたり、治癒力を付ける方法です。

用は、薬で回復させるか、庭木自体の力で回復させるかです、これは庭木だけの話ではなく、今の社会で、問題になっている、依存的な話です、何かに依存していると、無くなる恐怖がついて回るのです。

庭木には、もともと治癒する力があるのです、また人間もそうです、誰かに依存するので無く、今、自分の置かれている、逆境にも、感謝できれば、自然と克服できます。

庭木に出来て、人間に出来ないなんてことは、絶対にないですよね。

お庭からは、こんな大事な事が、ただ見つめているだけで、教えてくれるのです、樹勢がおかしくなったら、まずは、枝を切って、根を切って、幹を触って、気にかけてやれば、大概は回復してきます、それでも、回復しなければ、肥料を上げましょう。

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転んだ子供を抱いて起こすより、自分で立つまで待って、褒めて育てよう。

いつもブログを読んで頂きありがとうございます。