今日はタイルを貼りました。
アルバイトで、息子が来てくれて、タイルを貼りましたが、必ずライトを点ける時間になってしまうのが、タイル貼りです。
カラモルと呼んでいる、水をあまり入れないで作るモルタルを、引き均して、セメントの粉だけで、水に溶かして作るオオアマと呼ぶ、生セメントをカラモルの上に垂らして、タイルを貼って行きます。
この現場は狭いので、切り物も貼って行きながら、奥から仕上げていきます。
タイルを貼る時に、大事なポイントは、カネを取る事です。
えっカネって何と思うかもしれないですが、カネとは、直角の事で建物に対して、カネを取ると、正方形のタイルは、キレイに目地がそろってきます。
また、45度などの角度をつける時などにも、直角出して半分に割って作れば、簡単に、45度が作れます。
大工さんは、らせん階段や、踊り場を作る時には、この45度が基本なので、カネを取る事に、真剣に向き合っている大工さんは、腕がいいはずです。
タイルは、貼りだすと、早いのですが、一つ間違えると、また戻って直して行くので、カラモルを作り過ぎることが、毎回と言っていいほどに、アルアルなので、遅くなってしまいます。
途中でやめることが、出来ないのと、捨てる事が出来ないのが、セメント系のペースト状なあまりモノなので、ついつい使い切るまで、作業してしまうのです。
そんなこんなで、暗くなってしまった現場で、息子と、タイルの目地を凝視しながら、仕上がりを眺めては、いいねえ、とつぶやいてほくそ笑むのである。
春前や、次に押されて、タイル貼る 現場の一句 (笑)
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