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0から、見えるモノ

2021.6.2  ブログ
iida

今日は、整地と位置出しをしました。

施工前

昨日の暗渠を、埋めて整地をしながら、余った土を処分するために、トラックに積んで、植栽花壇や、アプローチの位置出しをします。

少しづつ、構想が見えて行きましたが、何より下準備が大事なので、きちんと拵えて行こうと思います。

まだ、お庭の半分ぐらいなので、明日も同じ作業をして、下地の砕石まで、敷いていく予定です。

これまでが、お庭の下準備と言うか、土台となる縁の下の力持ち的な役割を担う部分になるので、考えられる事態を想定しながら、進めて行きます。

その後は、人の流れや、心理を想定して、視覚的に構成していきますが、図面よりも現場の雰囲気や、テーマが大事になってくるので、機能面や景観部分を、よりテーマに沿った形にして、これもまた、考えて聞いて、伝えて行きます。

頭の中に、いろんなモノが詰まるのが、この下準備の時なので、眉間にしわが寄ってしまいます。

完成の絵を描いて、いろんなチョイスを繰り返しては、いろんな角度から試して、図面では分からない、部分を見つけて行くので、難しい顔になってしまうのです。(笑)

また、足らない所や、その先も見えてくるのが、この0になったお庭を見て、浮かんでくるので、お施主様に伝えて、相談して、楽しい構想を練る時になるのです。

とにもかくにも、お庭づくりは、前半後半と、違うクライマックスがあるから、面白いのかも知れません。

いつもブログを読んで頂きありがとうございます。