今日は、ピンコロで花壇を作りました。
そして、また雨に泣かされた、一日になってしまって、ブルーシートをかぶって目地を入れて、モルタルを洗い、道行く人は、何をやっているのか、不思議そうに見ていたのです。(笑)
モルタル仕事は、雨が降ると、養生をしないと、次の日の朝日を浴びると、流れてしまった、モルタルがレンガやピンコロ、ブロックなどの製品に付着して、白く汚れてしまって、悲惨な状況になってしまうので、極力ですが、雨の日の作業はしたくないのです。
工期が遅れてしまうので、無理やることもありますが、決していい仕上がりは、期待できないのです。
下請け時代は、雨の日の作業は、当たり前でしたが、よく考えると、なにもいい事は無いので、工期が遅れてしまいますが、避けた方が良いと思います。
ただ、下地のコンクリ打ちや、乱貼りを貼るぐらいなら、支障は少ないので、イイダは作業させてもらいますが、それでも、機械類が壊れる、リスクは避けられないので、出来るだけ現場を空けるのが、最適です。
昔の人に、多いのですが、怠けているのでは、無いのかと、叱られることもありますが、急な雨なら仕方ないのですが、現場を雨で空けてしまうと、今日は来ないの、と、連絡があり、悲しそうな声聞きます。
それも、分かるのですが、出来るだけ、キレイに仕上げたい気持ちと、お客様の意向が交差するのです。
幸いに、イイダのお施主様は、皆、理解してくれているので、心配ないのですが、雨の連絡が、イヤな気持ちにさせてしまう事が、意外と心に残ってしまう、繊細さんなので、連絡を入れるのに、躊躇してしまう時もあります。
と、雨の日に職人が、思う事は、その様な事なのです。
雨に打たれて、雨に濡れたお庭を、見ながら、ニンマリするのも、また職人の姿なので、決して雨が嫌いなわけではないのです。
自然と共に、生きて行くのが、外仕事の良いところでもあり、悪いところでもあるので、造園家は、晴天雨読な生活を楽しみながら、急な雨の日は、ブルーシートをかぶり、コソコソ作業するのでした。(よって写真を取り忘れました。)
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