今日は、以前に、玄関の鉄砲垣を作った現場で、袖垣の依頼を受けて、作業しました。
ここは、30年前に、その当時有名だった、盆栽屋さんが作庭したお庭で、庭木が視覚で重なる事が少ない、配置をしています。
とても、バランスがいいです。
今回は、袖垣をやり直すのですが、このようなお庭は、関東では、鎌倉や茅ヶ崎などの古都以外、少なくなってきましたが、見事に凛と世界を広げています。
日本のお庭は、凛と音が聞こえるような、作庭をしなければ、ならないのとされています。
理路整然と、遊び心が、真剣にけいこしているような、そんなお庭です。
京都の石庭には、そのような、真剣な稽古みたいな感じがします。
何言ってるか、分からないと思いますが、自分なりに、感覚を取り込むのには、このように、形容すると府に落ちます。
まあ、感覚の世界なので、説明は、難しいのですが、このお庭には、変ないびつなモノがあります。
たぶん、やり直したモノが、その凛とした感覚と異なっていて、違和感があるのだと思います。
イイダが10年前に施工した、鉄砲垣も、その違和感かもしれませんが、今回は、その凛とした感覚を、大事にして、作って行きたいと思います。
だんだん、感覚で、分かるようになりました。(⌒∇⌒)
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