今日は、壁の装飾と、植栽をロックな感じで、完成しました。
当初の依頼は、植栽の依頼でしたが、この玄関前の植栽地を、お庭と捉えて、花台と、おがせ石でロックな感じにする提案をしたのです。
完成した後で、こんなことを言うのも、変なんですが、実は、出会った時から、分かっていたことがあります。
お施主様が、とても話しやすく、気さくな方なので、打ち合わせしながら、完成する実感がイイダの頭には入っていました。
「このような、小さなスペースですが、お願いできますか」と依頼を受けたのですが、その内容を聞く前に、「この場所を通りを行く人が、笑顔になるような植栽をして」との内容でした。
具体的なイメージが出来ている、と思ったのです。
たぶん、一般的には、抽象的な感じがすると思いますが、イイダには、とても具体的で、明確な目的まであると、思いました。
依頼で、良くあるのが、お庭のお悩みやで、「この荒れてしまった庭を、ある程度きれいにして」この依頼は、実は、悩みを解決できないまま、やらなくてはいけないことの、先送りのような気がしてしまいます。
なぜなら、問題を解決できて、いないからです。
そこには、荒れてしまった理由があると思うのです。
お庭への、愛が足らないので、体裁よくしても、また、同じように荒れて行く気がします。
お庭で何がしたいのか、どのように眺めたいのか、また、活用して行きたいのか、そのような、具体的なイメージが大切なのです。
また、そのような、具体的なイメージが無くても、お庭にいる自分の姿を見つめて行けば、必ず具体的なイメージが出来ると、イイダは信じています。
新築の玄関前の、植栽地は、訪れる人を意識した、笑顔が繋がる、スペースになりました。
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