今日は、昨日の現場で、玄関横の樹木を剪定して、溜まった落ち葉を拾いながら、蔓延るアイビーを抜きました。
サクラは、落葉樹なので、落ち葉が庭に積もってしまいます。
そして、落ちたての葉からは、少し甘い匂いがして、雰囲気は楽しむのには、良いですが、溜まった落ち葉は、いずれ土になって、積もって行くので、庭木には、悪い影響を与えてしまうのです。
積もって土になると、庭土の嵩が高くなってしまって、庭木の根が新しく地表に貼りだすので、下の根が養分をすわなくなり、いずれ腐ってしまいます。
この、根の切り替えが、上手く行かないと、庭木は枯れてしまうのです。
枯れないにしても、影響はあるので、お金は溜めても、落ち葉は溜めないようにして下さい。
これをやれば、庭木は元気になる、的な事は、大半が間違っているので、あまりあてにしては、いけないのもあり、庭木の管理は、奥が深いのです。
庭木には、固有の個性が必ずあるので、芽が出た環境から、調べて行かないと、分からないんはずです。
樹木の種類はあるけど、そこにもはっきりと個性があり、水を嫌う樹木が、湿気の多いところで、芽を出して行くと、その環境に合わせて個体が生まれたとされるので、図鑑と違う、立ち姿と葉の色で、個性を出します。
それは、もう、全く違うモノなのかもしれません。
人間の考えを超えて行くのが、生きる力なので、もしかしら、あなたの庭に立っている庭木は、この時代の気候と土壌で、全く新しい、キンモクセイだったりするのです。
どんなに、整った土壌でも、枯れてしまう木もあり、劣悪な環境でも、立派な花をつける木もあります。
育ってきた環境で、違ってくるのです。
例えば、肥料や日照や水やりやら、整った環境で育つと、あなたの庭に来た時には、それらが施されないと、生きて行けない樹木になってしまうのです。
この辺は、人の成長と同じですね、依存させない、強く元気な庭木にして、自分自身も明るく元気な、笑顔を振りまいて、生きるようになりたいモノですね。
明日は、剪定ゴミを捨てに行くのと、庭木を見に行きたいと思います。
来週には、この現場に戻って、モッコウバラのパーゴラを作成します。
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