今日は、雪解けを待って、お庭作りの現場で、伐採抜根と剪定をしました。
まさかの、積雪で、現場を空けましたが、庭木の伐採抜根をして、大きく間延びしている、灌木と高木の剪定をして行きます。
灌木は、潮に強いシャリンバイが植えてあり、その横には、ヒラドツツジがランダムに植えられていて、シャリンバイの成長力に、負けてしまっている、ヒラドツツジが、葉を細らせています。
成長の早く、生命力が強いシャリンバイは、灌木の中では、枝が徒長しやすく、日光を求めて、縦横無尽に枝を伸ばして、他の灌木の日照を妨げてしまいます。
なので、海岸線の街路樹として植えられることが、多くあります。
庭木としては、幅の広い生垣を作る時や、単木植えが好ましいです。
灌木とは、低木の事で、庭木の役目としては、高木の下に植えて、景観を整える役目の庭木になります。
このシャリンバイは、主張が強く、我先にと枝を伸ばして行くので、庭木には向いていない気がします。
とは言え、この地域限定で言えば、潮に強く、根を張り巡らすというより、枝のように根も徒長するように伸ばすので、この土壌には、最適化もしれません。
なので、このシャリンバイの隣に、ランダムに植えてある、ヒラドツツジや、灌木類は、日照競争に負けて、半枯れになってしまうので、この植栽は、シャリンバイだけにしておくべきです。
何度も言いますが、家をデザインする人は、庭木を知っておくか、建売の大手ハウスメーカーは、植栽アドバイザーを、現地に派遣することを、願います。
庭木と樹木の違いを、知ってもらいたいモノです。
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