今日も引き続き、定期管理です。
一つ一つ丁寧に草の根を取り除いています。
思えば、この仕事に就いた時に、最初の仕事は草抜きでした、個人邸の定期管理の現場で、右も左もわからない時に、兄弟子たちが庭木に登り切っている下で、草を抜いていました。
草むしりぐらい出来ると、猛烈にむしっていたら、親方が来て、それではだめだと、言われてしまったのを、いまでも覚えています。
むしるのではなく、草は根っ子から抜くの、と言って、草をつかみくりくりやってキレイに抜いてました、それを見た僕は挑戦しても、途中で根や草が途切れてしまい、なかなか上手くいかなかったのを、昨日の事のように、覚えてます。
草抜きにも、やり方があるのか、と素直に驚いたものです、兄弟子たちは上で笑っていましたが、この仕事にのめりこんだ、一つの事柄です。
簡単なことを、掘り下げて考え、難しい事は簡単にして行くように考える、と親方に教わった大事な一つです、その後置き場の草抜きを暗くなるまで、やって草抜き1級まで行きました。(笑)
半分遊びでしたが、とてもいい経験をしたと思います、親方とは今でも連絡を取っています、また外構の修行先の親方とは、仕事を頂いてたまに手伝いに行ってます。
未熟な僕が、ここまでこれたのは、こんな出会いがあったからだと思います、この仕事の良さは、人生を学べる事と、自然を垣間見れるところです、どこか原始的で、真っ直ぐで大きな、決してたゆまない自然の力を、かわしたり、知恵で動かしたり、緩めたりするところです。
ゲームするより、釣りをするより、子育てするより、本当に面白いです、そこに庭があるだけですが、今まで見えていなかったものが見えたりします、すごくないですか、(⌒∇⌒)
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